年頭のご挨拶「未来に向けた 輝かしい一歩前進を」

公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会
文京区支部 支部長 新井 浩二
あけましておめでとうございます。会員の皆様には平成28年の新春を健やかにお迎えになられたことと、お慶び申し上げます。また、日頃より支部運営に対しご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
当協会は昨年50周年を迎えました。本年は次の50年に向けた輝かしい一歩をしるす年となります。この50年の間、会員諸先輩のご尽力により協会は今日の姿にまで発展してまいりました。諸先輩のご努力に心より感謝申し上げます。
昨年は金融緩和や相続税対策及び海外投資家の投資活動等により不動産取引が活発となり、価格も多くの地域で上昇いたしました。文京区においても地価上昇やマンション価格の上昇が顕著になりました。本年も引き続き経済の順調な回復による不動産取引のさらなる活性化を期待したいと思います。
昨年4月より、私共の資格が宅地建物取引主任者から宅地建物取引士に改められ、より一層不動産取引の専門職として社会に認知される年となりました。当支部では昨年12月に文京区支部コンプライアンスマニュアルを制定し、本年1月中に会員の皆様に配布いたします。この機会に日常業務において企業倫理を遵守し、一般消費者に安心安全な不動産取引を提供する使命を今一度再認識したいと思います。
さて、当支部では昨年4月から文京区と高齢者の方々の住宅確保を目的とした「文京スマイルプロジェクト」を行っております。会員の皆様のご協力により多くの成果が上がっており、本年もさらに積極的に進めたいと思います。また、近年問題になっております空き家対策についても、組織的対応を進めたいと思います。
支部運営につきましては、本年1月末に現在の支部事務所は春日地区再開発のため移転することになりました。この機会に管理経費の削減目標を立て、移転先を選定し、本郷3丁目交差点近くのビルに移転することになりました。これにより、賃借料が2割ほど削減できる予定です。今後も管理経費の削減を行う一方、一般消費者の不動産相談の充実や会員の皆様への業務支援策の拡充などを積極的に行ってまいります。引き続き会員の皆様と共に歩み、公益法人の使命とする一般消費者の利益の保護と会員の皆様の利益の最大化を目標に努力いたしますので、一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、よりよい一年となりますよう心からお祈り申し上げ新年のご挨拶といたします。