2023年も宜しくお願い致します
謹賀新年と書き出したものの、時がたつのは速いもので2023年も一か月が過ぎました。
とはいえ、この原稿を書いているのは年初ですし、新年号とのことですので、この場で今年の抱負や目標を書こうかと思いたち、どのような目標を立てようかいろいろ考えてみたのですが、もう50過ぎのいい歳をして今更気の利いた目標も全然浮かんできません。
それならば、と思いネットで新年の抱負について検索してみたところ初志貫徹、冷静沈着といった定番の四文字熟語がいろいろ出てはきたのですが、正直あまりピンときません。
でも、昔大好きだったアイドルグループ「アイドリング!!!」の女の子一人一人にそれぞれこのような四文字熟語のキャッチフレーズが割り振られていたのをふと思い出し、しばし楽しかった頃の追憶に浸ってしまいました。
気を取り直し、その中から選んだ今年の抱負は「猪突猛進」に決めました。
というのも、たまたま見ていたテレビ番組で血液型と星座の組み合わせで今年の運勢をランキングづけしていたのですが、自分のしし座のB型は48通りの中で1番運勢の良い組み合わせでした。
占いは普段はあまり信じないのですが、今年は物凄く良い事が起こると信じています。
ですから、あまり深く考えずに亥年生まれの自分は猪突猛進で頑張ってゆこうと思っておりますので、支部会員の皆様本年もよろしくお願いいたします。
(広報協力委員 寺村安弘)
大江戸CEO家康2023年のNHK大河ドラマは『どうする家康』。わが町文京区と徳川家康との縁といえば、小石川三丁目にあるお寺「無量山伝通院寿経寺」。家康の生母・於大の方と家康の孫・千姫のお墓があります。夫亡き後に出家した於大の方が「伝通院」と号したことが現在の院号の由来となっているとのこと。ちなみに私も毎年、年始に家族揃って伝通院にお参りしています。
家康といえば江戸幕府。1590年、豊臣秀吉に関東への国替えを命じられ、家康が選んだ場所が江戸でした。当時、すでに栄えていた小田原や鎌倉に比べると、葦が生い茂る湿地帯にわずかな漁村があるだけの辺鄙な場所だったそうですが、入り江の埋め立て、河川の改修、水路・運河など今でいう「インフラ」を直ちに整備し、江戸を日本随一の町に発展させました。こうした家康の先見の明が、今日の東京での不動産業につながっているんだなぁとしみじみ思います。
さて将軍となった家康でしたが、たった二年でその座を息子に譲り本人は隠居生活に。でも、そこはさすが!表舞台には立たずとも権力を握ったまま、江戸幕府を動かし全国をコントロールし続けたのです。隠居先の駿府や京都など離れた場所からの「リモートワーク」で実質的に天下統一を果たしたのでした。400年以上前にこんな最先端の仕事をした家康がもしも現代にいたらどんなCEOになってくれるでしょうか。
(広報担当副委員長千田貴則)